こんにちは、Miです。
今日はクリスマスイブ。
私は、17年前のクリスマスに摂食障害になりました。
高校2年だった私は、体重を落とすだけのダイエットに夢中になっていました。
体重を落とすだけのために、食事量を極限まで減らし、もちろん甘いものも一切食べませんでした。
片道1時間の自転車通学に加え、家ではエクササイズも頑張って、、、。
朝ご飯は自宅で食べて、お昼は学校で何も食べず、夕飯もおかずを少しいただく。
そんな毎日でした。
学校帰りには、書店によって雑誌のダイエット特集を収集。
新聞のテレビ画面の「ダイジェスト」を「ダイエット」と読み間違えるほど、ダイエットに没頭していました。
今思えば、高校生なのだから勉学にいそしんだり、図書館へ行って本を借りたりすればよかったなと本気で思います。。。
そんなダイエットだけを考えている毎日、17歳のクリスマスイブは友人と名古屋港へ遊びに行きました。
とても寒い中、名古屋港のイルミネーションをみて花火を見て…夕飯は、パスタのお店へ。
友人は、パスタと甘いスイーツをオーダー。
私は、サラダと甘くないデザートをオーダーしました。
友人は、私の頼んだ料理をみて「そんなんでお腹膨れるの?」と不思議そうな顔をしていましたが、そんなときでも私は太りたくない、痩せたいの一心でした。
今日よりも、明日は体重を落とさねば…。
そんなこんなでクリスマスイブも終わり、次の日の朝。
実家のキッチンテーブルの上には、ホールのクリスマスケーキがありました。
昨夜家族が食べた残りが、どどんと置いてあったのです。
クリスマスの朝は、計画どおり昨日より体重も落ちていました。
「体重も落ちていたし、少しくらい食べてもいいよね…?」
そう思い、ケーキをひとくちパクリ。
それが、悪夢の始まりでした。
ケーキを食べる手が止まらなくなり、次々に頬張る私。
頭の機能は完全にストップし、「もっともっと食べたい!!」という気持ちしかありませんでした。
結局、かなりの量のケーキを食べてしまった私。
もちろん、体重も一気に増加。
頭が真っ白です。
どうしよう…どうしよう…何とかしなければ…。
そう思うのに、食欲が止まらないのです。
いままで、「太るから食べるのをやめておこう」というブレーキが完全に壊れてしまったのです。
とにかく食べたい、食べたくて仕方ない…。
そこから、私は長いこと摂食障害に苦しむことになるのです。。。
17年経ったいまでも、「食べたい!」と思ったら執着してしまうときがあります。
摂食障害になる前のように、我慢ができないこともあります。
それでも、、、ずいぶんとコントロールできるようになってきました。
けれど、この摂食障害のおかげで随分苦労したことは間違いありませんし、これがなければもっと幸せな人生を送っていたと思います。
クリスマスイブに思うこと。
どうか、無理に痩せようとしないで。
痩せること以外にも、やるべきことはたくさんあります。
痩せるだけが、幸せになるわけじゃない。
少しづつ、目標の自分に近づいていく過程を楽しみながらダイエットは進めていけばいいのだと思います。
17年前の私のように苦しんでいる少女たちに。
このブログを通して、何か手を差し伸べてあげられたらと思うクリスマスイブです。
摂食障害を少しづつ克服した(まだ完全ではありませんが)方法は、時々ブログで書いていけたらなと思っています。
どうぞよろしくお願いいたします。