長い間、摂食障害に苦しんできました。
やっと克服しつつあります。
私なりの方法を紹介していきます。
その1 体重を計らない
ずっと数字に振り回されていました。
少しでも減れば幸せな気持ちになり、増えていると心の底から自分に対して怒りが湧いてきました。
だから思い切って体重計に乗るのをやめました。
そうしたらきっと、自己管理ができなくなって太り続けてしまうと思っていましたが、そんなことはありませんでした。
体重計は、健康診断の時だけ乗ればいいです。(医師から治療目的で指示されている人以外)
家にある体重計は、もう必要ありません。計る時間も、一喜一憂する時間も、もっと別のことに使っていきたいものです。
その2 あすけんアプリを活用する
食べたものを記録するアプリ、「あすけん」というものがあります。これで自分の栄養バランスが分かり、必要な栄養素が分かりました。
(私の場合、ビタミンA,C カルシウムが摂取できていない)
バランスよく食べていると、満足感が増え、無茶食いが減りました。
最初は、記録がめんどくさいなぁと思っていましたが、毎月課金をして使いやすいサービスにしたところ、快適で続いています。
課金すると月450円くらいするのですが、ここはケチってはいけないと思います。なぜなら、450円で食欲をコントロールできるのですから。
その3 スーパーで買うものは書籍から参考にする
いつもスーパーで何を買えば健康的になれるのか分からず、困ります。
それで結局買うものが決まらず、お惣菜を手にすることもありました。
買うべきもの、料理するべきものが理解できていれば、そのような事態には陥りません。
この本は、一日3食×30日分のメニューがのっています。
もちろん、この本通りにきっちり行うのは私には不可能です。
では、どのように活用しているのかというと…
例えば、「ほうれん草入りスクランブルエッグ」が載っている日は、ほうれん草を買ってくる、ほうれん草を買う時間や余裕がなかったら、コンビニで買ったゆで卵を夕飯時に食べる、という風にしています。
私の性格上、書かれたとおりにきっちり行いたいのですが絶対に無理です。
絶対に無理なことを出来る自分になりたくて、いつも苦しかったのですが、そうではなく、いかに楽に乗り越えていけるかを考えて実行していくべきなのです。
これは人生のすべてに共通すると思います。
今回目指すことは、「この本どおりに食生活を送ること」ではなく「健康的な食生活を続けていくこと」なのですから、本のとおりにしなくてもいいのです。
健康的になるという目標のために、この本を使っていくのです。
今までの自分は、本の一字一句を漏らさないように読み、100%取り入れようと意気込んでしまっていました。自分の持っている能力を使って、どう工夫したら楽に目標に近づけるかを楽しみながら行動していくことが大切だと学び、実行する日々です。