水野南北という江戸時代の観相学の大家を知ってから、小食を意識する毎日が続いています。
今までも、砂糖断ちやグルテンフリーなど試してみたけれど、どれも続かなかった私ですが、南北の書籍を読んでから変わりつつあります。
南北は半年間、麦と大豆のみ摂取する食生活を続け、人生を変えることができました。
その後も、飲食を慎み、生涯お米すら口にしなかったとか…。
そこで、私もお米の代わりに麦と大豆を食べるようにしたのですが、うまくいきませんでした。
毎日、少しだけでいいから米をいただく
少し前に、人生に行き詰りました。
頭に思い浮かんだのは、水野南北の言葉。「いつも少食にしていれば、しだいに開運する。」
南北は若き頃、麦と大豆で半年間生活し、観相学になってからは一日麦1合1勺という食生活を送ったことから、私も真似をしてみました。
麦は、栄養価の高そうなオーツ麦を通販で取り寄せ、大豆は納豆や水煮大豆を用意しました。南北は米すら口にしなかったので、お米は封印することにしました。
そうしたら、私の体調が不安定になってきました。体にエネルギーが湧かず、フラフラとした感覚に襲われるようになりました。そこで、食生活に少量のご飯(米)を摂り入れると改善したのです。
改めてお米の大切さを実感した瞬間でした。
35年間、ずっとお米のある生活をしてきた私にとって、お米は必要な食物だと判明しました。ただし、量は減らしています。多い日には、茶碗一杯食べることもあるけれど、少ない日には2~3口の時もあります。
その時の体調や、自分の置かれている状況と相談して量は決めています。
お米はできるだけ玄米を
毎日少しづつ食べるお米は、玄米を選ぶようにしています。
小食生活をしているので、食物繊維の摂取も減り、便秘がちだからです。
玄米には白米にはない、栄養素が多く含まれており食物繊維も豊富です。
ただ、やっぱり白米のほうが美味しいのですけれど…。
玄米だから、栄養価が高いからと、多めに食べてしまってはいけないので、量には気を付けるようにしています。
自分に合った小食生活をする
一番大切なのは、自分に合った方法を模索することです。
ネットや書籍で、いろいろな方法が紹介されていますが、最後は自分の体と相談して決めることが長く続けていくコツだと思います。
世の中には、お米を口にしなくても元気に生活できる人がいるのかもしれません。
しかし、私は毎日少しづつお米を摂取するのが合っているようです。